WEEDしらおい、JABA交流大会優勝

決勝〔WEED―札幌ブルーインズ〕WEED5回1死満塁から佐々木が中前に適時打を放つ=1日、日本製鉄室蘭球場

 社会人野球の第5回JABA北海道・東北地区クラブ交流大会が9月30日、1日、日本製鉄室蘭球場で行われ、WEEDしらおいが決勝で札幌ブルーインズを10―2の五回コールドで下して優勝した。最高殊勲選手賞には太田裕也(WEEDしらおい)が選ばれた。
 大会には北海道からWEEDしらおい、ウイン北広島、北海ブルーウェーブ、札幌ブルーインズが出場。東北勢はオール江刺(岩手)、弘前アレッズ(青森)の2チーム。
 敢闘賞には斎藤悠真(札幌ブルーインズ)、首位打者賞は打率6割の佐々木涼太(WEEDしらおい)が選ばれた。
 ▽決勝
WEEDしらおい
20305―10
00020―2
札幌ブルーインズ
  (五回コールド)
(W)岡本―吉田
(札)木山、今井―斎藤
🉀斎藤(札)
 WEEDは初回、札幌の木山の乱調を突いて、押し出しなどで2点を先制。五回は4安打を集めて一気に5点を奪って試合を決めた。
 ▽準決勝
ウイン北広島
0000000―0
000020X―2
WEEDしらおい
(ウ)影山―小川
(W)太田―吉田
🉂杉谷(ウ)藤元(W)
 WEEDは五回、二死から吉田、鈴木、藤元、佐々木の4連打で2点。投げては太田がウイン打線を4安打完封に抑えた。
 ▽準決勝 札幌ブルーインズ7―6弘前アレッズ
 ▽1回戦 弘前アレッズ8―7北海ブルーウェーブ、ウイン北広島8―0オール江刺

―来季に向け 「投手を整備」
 WEEDが圧勝。社監督は「準決勝の太田、決勝の岡本がよく投げた」と笑み。シーズン前半は結果が出ずに苦しんだが「今回の交流戦、北海道のクラブ大会と最後は二つ優勝できたのでいい感じでシーズンを終えることができた」と話した。
 来季に向けては「チーム力はあるし、層も厚くなっている。新人も入れて投手を整備したい。あとは全国につながる大きな大会に調子をピークに持っていくこと。今年はそれを痛感した」と引き締めた。

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