第76回秋季北海道高校野球大会室蘭支部予選は4日、とましんスタジアム=苫小牧市=でBブロックの2回戦2試合が行われ、苫小牧東が7―1で室蘭清水丘を下し3回戦進出。静内は23―0の五回コールドで登別青嶺に大勝した。
▽Bブロック2回戦
室蘭清水丘
100000000―1
01032100X―7
苫小牧東
(室)中村、原口、髙橋―五十嵐
(苫)石川、山谷、前川―竹田
🉂竹田、高橋、原(苫)
苫小牧東は失策もあって初回に先制を許したが、四回に4者連続安打などで3点。その後も得点を重ねて振り切った。
室蘭清水丘は二回の2死満塁の好機を生かせず。九回を3安打と打線を封じられた。
登別青嶺
00000 ―0
17105X―23
静 内
(五回コールド)
(登)小田島―佐々木
(静)杉本、後藤、清水、梅津―髙橋、三浦、小林
🉀清水(静)
🉁杉本(静)
🉂西岡、田口、後藤、杉本(静)
静内は長打6本含め15安打23得点。投手4人の継投で被安打3の完封。
登別青嶺は反撃の糸口つかめず。先発の小田島(2年)も序盤から崩れた。
―苫東・5失策、次戦へ修正
守備でやや苦しんだものの勝ち上がった苫東。前川監督は「初回の失策から流れをつかめなかったが、勝ち切れたことは収穫」と話した。
初回、内野手の2失策から1点を奪われた。1日の初戦で安定した守備を見せていただけに5失策は誤算。「ミスの流れが連鎖していた。序盤に1点を返して何とか苦しい展開は避けられた」
内野手の原(2年)は「悪いリズムでスタートしてしまった。一つのミスを引きずらないようにしなければ」と振り返った。
チーム一番の走攻守の能力でチームを引っ張ってほしい―と監督の信頼も熱い原。1番打者として4打数3安打1打点の活躍を見せ、悪い流れを断ち切り「しっかり振って自分のスイングだけに集中した」と攻撃の起点となった。
静内との3回戦を前に前川監督は「ミスをしても精神面で落ち着きを見せて、苦しいところを踏ん張れるよう万全の状態で臨みたい」と意気込みを語った。

















