苫小牧明野中学校3年の千葉莉桜(りお)さん(15)は7日、横浜市で行われるヤマハミュージックジャパン主催「ヤマハエレクトーンフェスティバル」(YEF)のセミファイナルに出場する。小学生の時から出場している大会だが、セミファイナル進出は初めて。「悔いのない演奏をしたい」と意気込んでいる。
エレクトーンはヤマハが商標登録する電子オルガン。それぞれの鍵盤に管弦打楽器などさまざまな音色や音量、リズムを設定でき、1人でバンドやオーケストラのような演奏ができる。YEFは、道内14店舗の成績優秀者が北海道大会に出場し、その中から金賞などに選ばれるとセミファイナルに進める。
千葉さんは7月の道大会でソロの中学生部門に出場。「饗宴 交響詩幻想舞曲集作品22」を弾いた。一音ずつ音をプログラミングし、2月ごろから練習を開始。本番では「練習通りうまく弾けた」が、セミファイナル進出には「びっくりした。目標にしていたけれど進めるとは思わなかった」と驚きと喜びが交錯する。
4歳からヤマハ音楽教室に通い始め、小学2年生で初のYEF道大会に進出。その後もコロナ禍で中止になった年を除いて毎年出てきたが、道大会止まりが続いていた。
7日のセミファイナルには東日本から33人が出場予定。「饗宴」(自由曲)とセミファイナル1カ月前に開示される課題曲の2曲の演奏が求められ、千葉さんは「課題曲は穏やかな感じ、自由曲はオーケストラ風の曲。曲調が全然違うので、きちんと弾き分けたい」と練習に励む。
指導するヤマハ音楽教育システム講師の八木沢薫さんは「千葉さんは繊細な表現が得意。自分の良さが出る演奏をしてほしい」とエールを送っている。
















