日本ハムの万波は自身初タイトルとなる本塁打王を逃した。今季最終戦は5打席でノーアーチに終わり、トップとは1本差の25本のまま。楽天の浅村、ロッテのポランコらと争い、最近の試合では重圧がかかっていたという。悔しさをにじませつつ、「けがすることなく挑むことができた。すっきりしている」と気持ちを切り替えた。
それでも、飛躍のシーズンとなったことに違いはない。プロ5年目で自己最多の141試合に出場し、初の規定打席に到達。守備でも成長した姿を見せ、2年連続最下位に終わったチームで奮闘した。来季は40発が目標。「2位と大差をつけられる選手になりたい」と思いを新たにした。














