苫小牧凌雲中学校3年の佐々木美羽さん(15)が、北海道を代表する民謡「江差追分」の第25回江差追分少年全国大会で3位に輝いた。昨年の7位から大幅に順位を上げ、「まさか3位とはびっくり」と笑顔を見せる。一方で、昨年以上の練習量で技術を磨き、優勝を目指していただけに悔しさものぞかせた。
全国大会は9月17日に桧山管内江差町で開かれ、中学3年生以下を対象にした少年の部には全国の地区選抜大会を勝ち抜いた5歳から中学3年生までの36人が出場した。佐々木さんは5月に苫小牧市文化会館で行われた日胆地区の大会で代表の1人に選ばれていた。
江差追分は「ソイ」という掛け声に合わせ、「かもめの鳴く音(ね)にふと目を覚ましあれが蝦夷地の山かいな…」と続く。全部で7節あり、「ソイ」以外は一息で切らずに歌うのが特徴だ。
佐々木さんは年に3~4回は大会に出場しているが、本番は「緊張して練習通りにいかなかった。結果発表の前に自分の歌を聞いたら、入賞できるだろうかと不安になった」といい、3位で名前が呼ばれた時は「え」と驚いた。
民謡は3歳の時に祖母が通う民謡教室で習い始め、小学2年生から江差追分を指導する苫小牧逸栄会(栄町)に所属。江差追分ならではの節回しやこぶしの技法を長く学んできた。
口を大きく開けて、言葉をはっきり伝えることを心掛けてきた佐々木さん。本番が近くなると週に2~3回は練習に励み、就寝前に自分の歌の録音を聞いて課題点を探したという。
来年以降は一般の部での出場になり、「うまい人たちが多くて地区予選も通過できるか分からない」としながらも「大会に出られたら今まで以上に頑張りたい」と決意を語った。
















