若手音楽家 聴衆を魅了 出光「みらいを奏でる音楽会」

若手音楽家 聴衆を魅了 出光「みらいを奏でる音楽会」
会場を魅了した若手演奏家たちのコンサート

 出光興産(東京)主催の地域文化貢献コンサート「みらいを奏でる音楽会」が7日、苫小牧市民会館で開かれた。新型コロナウイルス禍で中止していたため、観客を入れた催しは4年ぶりの実施。市民ら約1000人を無料招待し、新進気鋭の音楽家たちによる演奏や参加型イベントを繰り広げた。

 同社北海道製油所(苫小牧市真砂町)の操業50周年記念事業の一環。同社は2006年から地域文化貢献活動のコンサートを開いており、17年から若手音楽家の発表機会創出や子ども向けの体験提供を主眼に置き、タイトルも現名称に変更した。20~22年はコロナ禍の影響で、オンラインイベントを実施した。

 この日は即興で作曲や編曲をして演奏する「即興王子」の愛称で知られるピアニスト奥田弦氏(21)、バイオリンやチェロなど若手奏者15人で構成する弦楽アンサンブルの東京シークレット・ストリングスが出演した。

 演奏会の冒頭、同所の節目や苫小牧港開港60周年、市制施行75周年を祝って「ハッピーバースデートゥーユー」をサプライズ演奏。ビバルディ「四季」やディスニー映画「リトル・マーメイド」の挿入歌など、幅広い年代になじみある楽曲を次々と披露した。歌劇「カルメン」の前奏曲では、訪れた市民らが手拍子で演奏に加わるなど、コンサートを共に盛り上げた。

 「あなたも作曲家コーナー」では子ども3人が登壇。それぞれピアノの鍵盤に数回触れて出した音から、奥田氏が即興で曲を奏でて会場を沸かせた。参加した柴田成葉さん(苫小牧明野小2年)は1年生からピアノを習っているといい「私も奥田さんみたいなピアニストになりたい」と目を輝かせた。

関連記事

最新記事

ランキング

一覧を見る

紙面ビューワー

紙面ビューワー画面

レッドイーグルス

一覧を見る