川戸、増坂が全日本選手権入賞 沼ノ端スポーツチャンバラクラブ

銀メダルを獲得した川戸渚(左)=提供

 苫小牧沼ノ端スポーツチャンバラクラブの8選手がこのほど、第48回全日本選手権大会(神奈川)に出場し、川戸渚(ウトナイ中1年)と増坂瑠音(青翔中1年)がそれぞれ2位、3位に入って表彰台に上がった。

 大会は全国各地から段級保有者が集い、海外のオープン参加を含む総勢700人以上が出場。各種目の優勝者は世界選手権大会への切符を手にした。

 川戸は4級を保有する二刀(1級~10級)で準優勝に輝いた。「トップを取りたかったので悔しい」と振り返るも、試合内容については「相手のタイミングや大振りしてくるタイミングを見極めて、うまく隙を突くことができた」と分析。「年齢に関係なく、大人とも良いコミュニケーションが取れて楽しい」と競技の魅力を語り「撮影した映像を見返して、次は優勝できるように練習を重ねていきたい」と力を込める。

 増坂は5級を保有する小太刀(レディース大会、1級~10級)で3位入賞。4年ほど前に弟の付き添いで始め、いつしか勝利の喜びや競技の柔軟さに魅力を感じて練習に打ち込んだ。選手権大会は初挑戦で、弱気になってしまうこともあったが「気持ちで負けないよう自信を持って臨んだ」というように、大舞台で結果を残した。「相手の攻撃をかわして、すぐに打ち返せるような姿勢を身に付け、上位級の保有者や年上の人にも負けないように頑張りたい」と今後の活躍を誓った。

 このほか、同クラブから出場した粂川悠真(ウトナイ中1年)、髙堂悠矢(清水小4年)、石崎尊人(拓進小4年)石崎琴葉(同2年)、足立浩介(一般)、中谷恒太(同)も健闘したが、入賞には届かなかった。

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