苫小牧市出身の女子プロレスラー、山縣優の凱旋(がいせん)興行が14日、市内の矢代スポーツセンターで行われ、愛好者が地元で躍動する山縣に声援を送った。
苫小牧興行は昨年に続いて2回目。この日は約300人が入場。26人が6試合を行い、山縣は最後の6人によるタッグマッチに登場。次々に繰り出す技に大きな歓声と拍手が沸き起こった。
勝利を収めた試合後のあいさつで、山縣は「ふるさと苫小牧。選手やお客さんの笑顔を見て、やってきてよかったと思う。これからも仲間と明るい未来をつくっていこう」と呼び掛けた。
拓勇西町から来た40代の女性は「(山縣さんとは)同級生。昨年も応援に来たし、今年も頑張ってほしいと思って来ました」と話していた。
試合前には苫小牧出身のシンガー・ソングライターのかんばやしまなぶさんのステージもあり、興行を盛り上げた。
山縣は2000年にプロデビュー。第4代Regina di WAVE王座や第9、13、15代WAVE認定タッグ王座を獲得。21年にはJUST TAP OUTで3代目QUEENに輝くなど、各種大会で活躍している。




















