中央競馬の３歳牝馬３冠レース最終戦、第２８回秋華賞（Ｇ1、１着賞金１億１０００万円）は１５日、京都競馬場の芝２０００メートルコースに１８頭が出走して行われ、断然の単勝１番人気に支持された川田将雅騎乗のリバティアイランドが２分１秒１で制し、桜花賞、オークスと合わせた牝馬３冠を達成した。

　牝馬３冠は２０２０年のデアリングタクト以来で史上７頭目の快挙。川田騎手、中内田充正調教師はこのレース初勝利を挙げ、同騎手は４人目となる中央競馬の３歳Ｇ1全制覇となった。

　中団でレースを進めたリバティアイランドは徐々に進出し、最後の直線で鋭く伸びた。１馬身差の２着に３番人気のマスクトディーヴァ、３着には２番人気のハーパーが入った。

　〔京都第１１Ｒ〕

　▽秋華賞　（１）リバティアイランド（川田）２分１秒１（２）マスクトディーヴァ　１馬身（３）ハーパー　２馬身１／２（４）ドゥーラ　鼻（５）モリアーナ　首▽単（６）１１０円▽複（６）１００円、（７）２３０円、（２）１７０円▽枠連（３）（４）３９０円▽馬連（６）（７）５６０円▽馬単（６）（７）７００円▽ワイド（６）（７）３１０円、（２）（６）２４０円、（２）（７）１０９０円▽３連複（２）（６）（７）１２１０円▽３連単（６）（７）（２）３２４０円