漁獲量日本一を誇る苫小牧産ホッキ貝を堪能する「第10回苫小牧漁港ホッキまつり」(同実行委員会主催)が15日、苫小牧港・西港漁港区で開かれた。新型コロナ禍の影響で中止していたため4年ぶりの開催で、待ちわびた市民ら約3万人が入場。ホッキ貝の販売ブースは長蛇の列ができるなど、にぎわった。
ホッキ貝は、開催10回目の節目を記念し、例年よりも1個増量の8個1000円を先着2000人分用意。売り場は午前5時半から列を成し始め、開始時刻の午前9時には約1200人が並ぶ人気ぶり。次から次へと飛ぶように売れ、2時間ほどで完売した。
苫小牧市拓勇東町の主婦吉永愛さん(47)はホッキの他、ホタテ、ブリ、ホッケを購入し、海産物で両手いっぱい。「友人家族とシェアする。物価が高騰している中、安くたくさん買えてよかった。活気があっていい」とほほ笑んだ。
飲食コーナーは屋台やキッチンカー約20店が集結し、カレーやバター焼きなどホッキ料理を販売した。うま味たっぷりの多彩なグルメを味わう姿が広がり、家族4人で訪れた札幌市白石区の小学4年生今立瑛太君(10)は初のホッキ焼きに「結構柔らかくておいしい」と喜んだ。
今年はコロナ前から課題だった会場内の密集を解消しようと、開催時間を短縮したり、販売場所を変えたりと対策して臨み、実行委事務局の赤沢一貴苫小牧漁業協同組合総務部長は「例年よりも密集が緩和された。たくさんの人が来てくれ、にぎわってよかった」と話していた。
港町の海の駅ぷらっとみなと市場も14、15両日、ほっき祭りを開いて盛況だった。
















