北海道眼科医会などは15日、苫小牧市表町のグランドホテルニュー王子で「目の健康講座」を開催し、市民ら約90人が参加した。専門医2人が緑内障や網膜疾患をテーマに講演し、予防方法や手術の仕方について分かりやすく解説した。
北海道大学病院の木嶋理紀診療講師と王子総合病院の北谷智彦副院長兼眼科主任科長がそれぞれ登壇した。木嶋診療講師は「緑内障って手術出来るんですか?」と題し、緑内障と白内障の違いや治療方法について紹介。「治療の基本は眼圧を下げることで、点眼が基本の治療」「緑内障は手術しても視野は改善しないが、手術で将来の視野に差が出る」などと話した。
このほか、線維柱帯切除術や線維柱帯切開術の手術手順も紹介し、手術の様子を収めた動画を公開した。参加者からの質問にも答え、「緑内障に関して日常生活で気を付けた方が良いことは」と尋ねられたのに対し、「たばこは血流を悪くする」と述べ、受動喫煙にも注意するよう促した。
緑内障と診断され、3年前から治療している市北光町の70代女性は「左目の緑内障が進み不安になって来た。友人にも緑内障の手術をした人がいて、こんな手術だったのかと分かった」と話した。
目に関する正しい知識の普及や啓発が目的で、毎年道内各地で開催。苫小牧での実施は13年ぶりだった。
















