石狩振興局は17日、同振興局大会議室で「海外悪性伝染病対策本部設置・運営訓練」を実施した。北広島市、農政部と石狩振興局の総務課、千歳地域保健室、環境生活課、石狩農業改良普及センター、石狩家畜保健衛生所など総勢26人が参加。マニュアルに従い、情報伝達や人員手配、資機材搬入などの初動対応から対策本部設置までの手順を確認した。
今月4日に美唄市で回収したハシブトガラスの死骸から今季国内1例目の高病原性鳥インフルエンザ(H5亜型)が確認されたことから、渡りの季節を迎えて対応レベルを引き上げ、警戒を強めている。
訓練は、50万羽を飼養する管内の農場で採卵鶏500羽が死に「高病原性鳥インフルエンザが疑われる」と想定。通報を受けた振興局担当者は関係機関に連絡し、現場周辺道路の消毒ポイントの確認や殺処分に向けた作業要員、保健師の派遣を手配した。併せて簡易検査で陽性報告を受けて対策本部を立ち上げ、殺処分に伴う埋却の準備を進めた。
石狩管内では今年3月から4月にかけて、千歳市内の3農場で高病原性鳥インフルエンザが発生。これにより飼養していた鶏約125万羽を殺処分し、道内は鶏卵の流通が混乱した。
















