苫小牧石油コンビナート特別防災区域協議会(会長・山岸孝司出光興産北海道製油所所長)は18日、総合防災訓練を苫小牧市静川の北海道石油共同備蓄北海道事業所で行った。16企業・団体から約100人が参加し、有事の際の対応力を磨いた。
同協議会は1977年に発足し、訓練を会員事業所の持ち回りで毎年実施。より実践に近づけた内容にしようと、訓練の内容を事前に示さず、情報を随時出して対応するブラインド型で行った。
訓練は、震度6強の地震発生を想定し、▽構内タンク1基の配管部分から油漏れ▽漏えい箇所で土のう構築準備に当たる職員が負傷▽余震(震度5弱)でタンクから火の手―などのシナリオで繰り広げた。
参加者はバルブを閉じる初期防災行動をはじめ、負傷者の救出や消火放水などを展開。協議会事務局を務める出光興産北海道製油所の高橋正則安全環境室室長は「昨年よりも手際よく進めることができた」と手応えをつかんでいた。
訓練舞台となった共備の従業員も、初期防災行動からきびきびとした動きを見せ、道事業所警備防災課の上田秀春さん(59)は「プラン通りの動きができた。各所との連携も確認できて良かった」と話していた。
















