第76回秋季北海道高校野球大会は19日、札幌ドーム=札幌市=で1回戦1試合と2回戦2試合が行われ、室蘭支部代表の苫小牧中央は3―4で別海にサヨナラ負けを喫した。
▽2回戦
苫小牧中央
000010011 ―3
010000012x―4
別 海
(苫)渡邉大―日向
(別)堺―中道
🉀中道(別)
🉁波岡(別)
🉂諏訪(苫)中道(別)
苫小牧中央は九回、四球に安打を絡めて勝ち越したが、先発して力投していた渡邉大(1年)がサヨナラ本塁打を浴び敗戦。
北 海
0310401―9
0000000―0
稚内大谷
(七回コールド)
(北)松田、浅水、新屋敷―大石
(稚)白田―吉崎
🉁谷川、片岡(北)
🉂大石(北)鷹島(稚)
▽1回戦
白樺学園
001400000 ―5
000100401x―6
札幌国際情報
(白)宮坂、半澤、宮坂―浅野
(札)今村、藤原―伊藤、佐々木
🉁古川(白)
🉂後藤、廣川(札)
-1年生エース、悔しさ糧に
九回に痛恨のサヨナラ弾を浴びた苫中央。渡辺監督は「見事。よく飛ばしたな―。仕方ないです」と話した。
力投を見せた左腕の渡邉大(1年)を「1年生ながら大舞台でよく投げた。全体的に質を上げて出直したい」と評価した。
冷静な投球で打ち取ってきた渡邉大だったが、二回にフェンス直撃の二塁打を許していた別海の中道に直球で勝負した九回。「甘く入ってしまった。打たれた瞬間に分かった」と左スタンドへの逆転の一打をぼうぜんと見送り、悔しさをかみしめた。「冬の間に下半身や腕の筋力を強化して、甲子園へ導ける投手になりたい」と語った。
打線も序盤から硬さが見られた。五回に外角のスライダーを捉えて同点の適時打を放った佐藤(1年)は「なんとしても得点が欲しかったので食らい付いたが、相手投手の投げるテンポに苦戦した」と話した。さらに「(渡邉)大仁が打たれるなら仕方ない。チームの信頼も厚い選手。これから甘えをなくして、勝利のためにがむしゃらに練習していきたい」と語った。
苫小牧中央 打安点
(7) 諏 訪 421
(8) 米 田 400
(4) 渡邊光 410
(2) 日 向 300
(5) 風 晴 310
(3) 小 倉 300
(9) 工 藤 300
(1) 渡邉大 211
(6) 佐 藤 311
2963
振球犠盗残失
252161
投手 回 安 責
渡邉大 80/3 8 4
別 海 打安点
(9) 波 岡 420
(6) 影 山 421
(4) 千 田 300
(3) 立 蔵 310
(1) 堺 410
(5) 鎌 田 200
(2) 中 道 423
(8) 寺 澤 300
(7) 川 上 200
H 安 達 100
7 金 澤 000
3084
振球犠盗残失
322160
投手 回 安 責
堺 9 6 3



















