苫小牧に国内最大級DC 26年度稼働目指す 再エネを活用 ソフトバンク

苫小牧に国内最大級DC 26年度稼働目指す 再エネを活用 ソフトバンク

 通信大手のソフトバンク(東京)が苫小牧市に国内最大級のデータセンター(DC)を建設する方針であることが19日、分かった。建設費は400億~600億円を見込み、経済産業省に補助金を申請した。認められれば半額が助成される。2026年度の稼働を目指す。

 同社は国内13カ所でDCを展開しており、東京や大阪など都市部に多く立地している。生成AI(人工知能)の急速な普及により、電力消費の集中が懸念されており、地方への分散を図る考えだ。

 東京圏、大阪圏に8割以上が集中するDCに対して経産省も今年6月、大規模災害に備えるリスク分散の観点から、整備費用の補助地域に北海道と九州を挙げ、最大で費用の半額を補助する方針を示していた。

 同社はこれまで本道で考えられるDCについて、再生可能エネルギーを活用した「グリーンDC構想」、電力容量は世界最大級の300メガワットの想定と示してきた。再エネを活用した拠点となる見通しで、広大な土地がある苫小牧東部産業地域(苫東地域)の臨空柏原地区に建設する模様だ。

 苫東地域に隣接する千歳市では次世代半導体製造のラピダス(東京)の建設が進み、道央圏で関連産業集積を図る「北海道バレー構想」が示される中、苫小牧では国際海底ケーブルを接続しての大型DCの実現が期待されてきた。苫小牧でも官民挙げてDC誘致に力を入れてきただけに、デジタル分野を巡る動きのさらなる加速が注目される。

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