苫小牧市宮前町の錦岡保育園(山口康男園長)は20日、東日本大震災規模の地震発生に伴う津波を想定した避難訓練を実施した。
参加したのは0~5歳の全園児89人と職員20人。午前10時15分、日高沖で震度6の地震が発生したとの想定で、職員が非常アラームを鳴らして園児に冷静に動くよう指示した。
教室で揺れが収まるまで毛布をかぶった後、体育館まで徒歩で速やかに移動。年少組はカートで向かった。
事前に避難の流れを学んでいた園児は「押さない」「走らない」「しゃべらない」を頭の片隅に入れ、手際よくヘルメットと防災シューズを身に着けると、5分ほどで移動を終えた。
教室に戻った園児たちは「普段から靴下や衣服の袖は裏返さず、災害時すぐ着られるように」「おもちゃよりも命のほうが大事」などと職員と行動を振り返った。
同園は海に近く、津波対策を日頃から重視。宮城島凜叶ちゃん(5)は「家も海に近いから気を付ける」と話した。山口園長は「災害はいつ起こるか分からない。自分の命を守れるように知識をしっかり身に付けてほしい」と呼び掛けた。
















