来月17日に公演 八王子車人形 千人同心へ奉納演舞

来月17日に公演 八王子車人形 千人同心へ奉納演舞
車人形を巧みに操る西川家元

 国の重要無形民俗文化財の八王子車人形の奉納演舞が21日、苫小牧市勇払の蝦夷地開拓移住隊士の墓前で行われた。東京都八王子市を拠点に国内外で活動する西川古柳座五代目家元の西川古柳さん(69)が巧みに操る人形の舞いに、訪れた地元住民など約50人が魅了された。

 車人形は箱形のろくろ車に座り、1人で1体の人形を操る江戸時代から続く人形芝居。苫小牧、八王子両市の姉妹都市締結50周年記念事業として11月17日に市文化会館(旭町)で公演が予定されている。民間レベルで相互交流を続けてきた市民グループ八王子日光苫小牧クラブが中心となり、同公演の弾みに―と、千人同心が眠る墓前での演舞を初めて企画した。

 同日、墓前に簡単な屋外舞台を特設し、西川さんが寿式三番叟(さんばそう)と地唄舞(じうたまい)を披露。舞台を踏み鳴らし、躍動感あふれる動きを見せたかと思えば一転、艶やかで切なさ漂う演目を繰り広げ、観客から惜しみない拍手が送られた。車人形の公演を何度も鑑賞している勇払の赤木勝子さん(78)は「人形の表情や動きが豊かで、やっぱり素晴らしい」と感動した様子。

 西川さんは「八王子市とのつながりの深い勇払で公演できて幸せ。屋外でできたのも、とても気持ちよかった」と振り返った。

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