大会での活躍誓う 全国障害者スポーツ 2選手が市長表敬

大会での活躍誓う 全国障害者スポーツ 2選手が市長表敬
特別全国障害者スポーツ大会に出場する庄野(左)と(右から)大村監督、矢木

 特別全国障害者スポーツ大会(28日~30日、鹿児島県)に出場する苫小牧身体障がい者福祉連合会の庄野雄貴、矢木香織、北海道選手団陸上競技の大村博監督が23日、大会出場報告と出発のあいさつに苫小牧市役所を訪れた。岩倉博文市長は「北海道代表として苫小牧の看板を背負い、ベストコンディションで頑張ってほしい」と激励した。

 庄野は競技用車いすでタイムを競う100メートル、投てき競技のジャベリックスローで頂点を目指す。国体出場は2017年大会以来2度目の出場。腕力に自信を持ち、前回は100メートルで銅、ジャベリックスローでは11メートル62センチの大会新記録で金メダルを獲得した。「今回は1番のメダルを2枚持ち帰ることができるように頑張りたい」と闘志を燃やす。

 矢木も大会出場は2度目。一般車いすでタイムを競う50メートル、ゲートで示される前進後退のコースの走行タイムを競うスラロームで自己ベスト更新を目指す。スラローム競技は前回3位に入賞している。北海道大会のタイムは1分2秒08だったが、全国で入賞を果たすには1分を切ることが重要となるため「前進後退の切り替えの早さを意識し、1分の壁を越えることを目指していきたい」と力を込めた。

 大村監督は「昨年、陸上競技のメダル数は全国で7、8番目だった。今年はそれ以上のメダルを獲得したい」と意気込みを語った。

 このほか、苫小牧身体障がい者福祉連合会からは、北海道大会のソフトボール投げで1位だった向井加奈絵も出場する。

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