市民団体「戦争させない市民の風・北海道」(山口たか共同代表ら)が主催する「政策シンポジウム」が25日、札幌市内で開かれた。立憲民主党道連、共産党道委員会、社民党道連の幹部が出席。次期衆院選へ向け、道内野党3党の選挙協力などを巡り意見を交換した。
「市民の風」は2015年の衆院道5区補選を皮切りに、国政選挙を中心に道内の野党共闘の「接着剤」的役割を担ってきた。解散時期が不透明な次期衆院選も、巨大与党の自公勢力に対抗するため、立憲主義の理念を共有する野党の結集を呼び掛ける構え。
シンポジウムは、その第1弾として企画。立憲道連の笹田浩幹事長、共産道委の千葉隆書記長、社民道連の浅野隆雄幹事長が出席。(1)平和と憲法(2)経済と生活(3)環境・エネルギー問題(4)共闘について、各党の政策やスタンスを聞いた。
選挙協力について、社民の浅野幹事長は「水は高い所から低い所に流れる。立憲民主党から、与党と対決するためスクラムを組んで一緒にやろうと姿勢を示してほしい」と要望。共産の千葉書記長は「自民党政治は市民と野党の協力でしか変えることはできない」と強調し、「それぞれ政党なので全ての政策が一致しなくてもいい。一致し合意できる政策があれば、話し合いを進めたい。北海道は5区補選からの歴史がある。前向きに共闘議論ができればと思う」と述べた。
立憲の笹田幹事長は「目的は自公政権を打倒すること。強い与党の弊害が出ている」と指摘し、道内小選挙区も「1対1の構図を何とかつくって打撃を与えたい」との姿勢を示した。ただ、「選挙なのでそう簡単にはいかない」とし、道内全12小選挙区で党の候補予定者が決定済みで「11月26日投票で動いてきた」と説明。「立憲野党も大事だが、実際は3軸(国民民主党道連、連合北海道、北海道農民政治力会議)と連携しなければ、選挙にならない」と調整の難しさも吐露した。
次期衆院選を巡っては、鈴木宗男参院議員の離党に伴い日本維新の会道総支部の執行部が刷新され、道内全選挙区で候補を擁立する意向を表明。従来とは構図が大きく変わる可能性が高まっている。
















