【ロサンゼルス時事】米プロバスケットボール協会（ＮＢＡ）は２６日、各地で行われ、八村塁の所属するレーカーズと渡辺雄太のサンズがロサンゼルスで対戦した。ともに途中出場で八村は約１２分間のプレーで７得点、渡辺は約１５分間で３得点だった。試合は１００―９５でレーカーズが勝った。

　八村は第１クオーターの残り６分余りで登場。すぐに３点シュートを決めて好調なスタートを切った。だが得点を大きく増やせず、リバウンドとアシストはなかった。今季本拠地初戦での白星を「ファンは楽しみにしていたと思うので、よかった」と喜んだが、１２点差を逆転した最終第４クオーターは出番なし。出場時間が短かったことには「ちょっとよく分からない」と、戸惑いを見せた。

　渡辺の得点は第３クオーターに入れた３点シュートのみ。この日打ったシュートは２本だけだったが、「あれ（３点シュート）は僕のためにデザインされたプレー。なかなかボールが回ってこない、我慢の時間が続く時に決め切れたのは、今の実力かと思う」と胸を張った。

　次回、両者は１１月１０日にサンズの本拠地フェニックスで相まみえる。