苫小牧菊花サークル(武藤兼吉会長)の「菊花展」と、東胆振皐月(さつき)会(斉藤政美会長)による「さつき盆栽秋季展示会」が30日、それぞれ市役所、市民活動センターで開幕した。愛好家が丹精込めて育てた色鮮やかな花々が、会場に彩りを添えている。いずれも1日まで。
市役所1階の中央ロビーで始まった苫小牧菊花サークルの菊花展は、市内や白老町の会員7人が手掛けた約130点を展示している。
キクは白、黄、ピンク色など色とりどりで品種もさまざま。扇形になるように植えたものや、花芯が放射状に伸びた「管物」、三つの花を同じ高さにそろえ巨大に咲かせる「大輪三本仕立て」など多彩だ。
来庁者らは、色鮮やかなキクの前で立ち止まってじっくり鑑賞。市内新明町の花巻優さん(71)は「盆栽風のキクは根が外側を伝うように作られていて見事。それぞれバランスを考えて育ててきたことが伝わってくる」と感心していた。
武藤会長(89)は「今年は気温が高くて花が咲くのが遅く苦労したが、一生懸命育てたのでぜひ見てほしい」と呼び掛けている。
午前9時~午後5時で、最終日の11月1日は午後4時まで。
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市民活動センターで開かれている東胆振皐月会のさつき盆栽秋季展示会では、市内や札幌市、室蘭市の会員8人が丹精込めて育てたサツキが来場者の目を和ませている。
会場には金盃、大盃、紫竜の舞といった枝や葉が丁寧に整えられたサツキ22席のほか、カキやヒメリンゴ、ダイモンジソウなど秋に見頃を迎える小物約60点も並ぶ。
知人の作品を見に来たという市内三光町の土田昭子さん(71)は「育てる苦労や大変さもあっただろうがそれぞれの作品から愛情が伝わり、鑑賞していると気持ちが落ち着く」と満足そうだった。
斉藤会長は「今年の夏は水やりが大変だったが立派なサツキがそろった。一度足を運んでほしい」と話す。
午前9時~午後5時(最終日は午後2時半まで)。



















