とまこまい国スポ 経済効果3億5千万円 地域活性化に大きな成果

とまこまい国スポ 経済効果3億5千万円 地域活性化に大きな成果
国スポの選手利用でにぎわった市内宿泊施設=1月、ホテル杉田

 氷都・苫小牧市で18年ぶりに開催された国民スポーツ大会冬季大会スケート・アイスホッケー競技会(とまこまい国スポ2024、1月27日~2月3日)の結果がまとまった。経済効果は宿泊や飲食、地元交通機関の利用、お土産などで計3億5000万円程度に上り、市は「大変意義深く、本市のスポーツ振興はもとより、地域の活性化に大きな効果がある大会になった」と説明している。

 13日の市議会総務委員会(小野寺幸恵委員長)で市が公表した。

 経済効果の主な内訳は、宿泊代が約1億1000万円、交通費が約8900万円、飲食代が約1400万円、お土産代が約1300万円。市内をはじめ、千歳、登別、札幌市の施設合わせて延べ8103人が宿泊した。会場で飲食店を紹介するマップやリーフレットを配り、QRコードで店舗情報を掲載し、繁華街のにぎわいにつなげた。

 今回の苫小牧大会は選手、大会役員、競技役員ら2282人が参加し、当初見込みの2000人を上回った。ネピアアイスアリーナをはじめ、市内4会場で熱戦が展開され、各会場では期間中に「おもてなし」として、スープカレーやバターせんべい各計1万2000食を無料で提供した。

 また、メイン会場のネピアアイスアリーナでは、イルミネーションで選手たちを歓迎。市民会館で行われた開始式では、アトラクションでよさこいや和太鼓の演舞のほか、中学校吹奏楽部の演奏、合唱団の歌声で花を添えた。

 入場者アンケートは494人が回答し、「よかった点」として多い順に「競技」が394人、「おもてなし」が321人、「キッチンカー」が113人など。「キッチンカーがたくさんあって盛り上がりを感じた」「競技会場内でお土産を買えてよかった」など好評の意見が多く寄せられた。

 国スポは今後、開催地は26年まで決定済みだが、27年以降は未定。市総合政策部国民スポーツ大会準備室の神保英士室長は「誘致は地元経済の活性化はもちろん、財源の確保にもつながり、スポーツ施設の整備にも有効。予算や人員の確保が必要になるため、関係機関と協議を重ねていきたい」と前向きな姿勢を示した。

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