苫小牧市社会福祉協議会地域福祉課の新田朋章さん(48)は16日から、能登半島地震で被災した石川県志賀町で災害ボランティアセンターの運営支援に当たる。新田さんは「生活再建の力になれるよう、皆さんのニーズを的確に把握したい」と意気込む。
道社協は道内市町村の社協に協力を呼び掛け、2月21日から道内の社協職員を志賀町に派遣。市社協でもこの要請を受け、志願した新田さんの派遣を決めた。
新田さんは16日、新千歳空港から空路で同県入り。翌17日から同町の災害ボラセンで業務に当たり、22日に帰苫する。
同町の災害ボラセンでは、同じく派遣された札幌や秋田県などの社協職員ら9人と共に▽被災した住民が求めている支援内容の聴き取り▽支援現場を訪れての調査▽支援活動に必要な資材などの手配―のいずれかの業務に当たる。
普段、市社協で困り事を抱えている市民らの個別支援や地域のふれあいサロン活動の推進などに当たっており、業務を通じて地域コミュニティーの重要性を実感している新田さん。同町では災害ボラセンの運営支援と同時に、災害によって分断されてしまった地域コミュニティー再建にも力を尽くしたい考えだ。
2020年に市社協に転職した新田さんにとって、被災地での業務は初めて。同町の地名リストを自作するなど、仕事をスムーズに始められるよう準備を整えてきた。
新田さんは「苫小牧でも改めて災害の備えが必要となっている。志賀町での経験を苫小牧での業務に生かせるよう頑張りたい」と力を込めた。
















