駒大苫小牧高を2004、05年の全国高校野球選手権連覇に導いた香田誉士史さん(52)が、4月8日に開幕する東都大学春季リーグ戦から母校駒大の指揮を執る。「身が引き締まる思い」。激しい入れ替え戦が行われる「戦国東都」から、大学日本一を目指す。
07年に駒大苫小牧高の監督を退いた後は、鶴見大でコーチ、西部ガスで監督を務めるなど指導者経験を重ねた。社会人野球では「最高峰の技術と(トーナメント戦で)一発勝負の大切さを学んだ」と話す。
駒大にとって今春は、1部に復帰して迎える大事なシーズンだ。香田さんの就任は、大倉孝一前監督から直々の指名。05年まで35年間監督を務めた太田誠さんからも「頼む」と背中を押され、決意した。
太田さんは学生時代の恩師で、監督としても目標。厳しい指導の中でチーム全員が団結し、同じ方向を目指すことを掲げていた、と香田監督は振り返る。「太田イズムは自分たちの永遠のテーマ。勝負に対するこだわりがすごかった」と敬意を示しつつ、継承を誓う。
駒大苫小牧高で05年に主将だった林裕也コーチと約20年ぶりにタッグを組み、「あうんの呼吸」(香田監督)で共に指導に当たる。選手からの信頼が厚い林コーチの手を借りながら、「4年間でしっかり社会に通用する学生を輩出していきたい」。学生野球での新たな挑戦に意欲を燃やしている。














