19日から夫婦写真展 秋葉洋一さん、恵子さん 苫小牧

19日から夫婦写真展 秋葉洋一さん、恵子さん 苫小牧
写真展の準備を進める秋葉さん夫妻

 苫小牧市春日町のアマチュアカメラマン秋葉洋一さん(67)、恵子さん(68)夫妻による写真展「どうみてもAKIBA」が19~24日、市民活動センターで開かれる。日常生活の中で何気なく目にしたものや風景などに焦点を当てた個性あふれる約120点を展示。苫小牧で「夫婦写真展」を開くのは初めてで、30年以上にわたって撮りためた中からえりすぐりの作品を披露する。

 洋一さんは北見市出身。北海道開発局職員として苫小牧市に赴任した際、同市に住む恵子さんと出会い、結婚。その後、カメラが夫婦の共通の趣味となったきっかけは1991年、当時住んでいた釧路市の公民館講座だった。初心者だった恵子さんは実家の押し入れから古いカメラを引っ張り出し、写真講座に参加。撮影する楽しさを知り、それからは休日のたび、カメラを手に出掛けるようになったという。

 洋一さんは当初趣味を楽しむ妻を”助手”として支えたが「待っているだけの助手は飽きた。自分も撮る側に回りたい」と2年後、撮影に参加し始めた。

 洋一さんの転勤で全道各地を回ってきたが北海道写真協会に所属していたため行く先々で新しいカメラ仲間と出会い、研さんを重ねた。独特な視点を持つ2人の写真は協会内でも高く評価され、写真道展で複数回入選。稚内や函館では夫婦写真展を実現させた。

 2015年、洋一さんが定年退職したのを機に苫小牧に定住した。最近になってこれまで撮影した膨大な写真の処分を考え始めたが、カメラ仲間が「(処分は)もったいないので、せめて多くの人に見てもらってからにしては」と提案。仲間たちの手ですぐに会場の手配やポスター制作などが進み、写真展の開催があっという間に決まったという。

 会場にはベンチにぽつんと置かれた帽子や草の中に打ち捨てられてさびたドラム缶、ひび割れた建物の壁、公園の遊具など、普段多くの人が目にしていても気にも留めないような日常の風景にフォーカスした個性的だけど郷愁を誘う写真を並べる。恵子さんは「私たちの写真はそこら辺を歩いて撮ったいわゆる散歩写真。無理せずに自分たちのペースで撮ってきたものばかり」と語る。

 今回の写真展ではあえて作品にタイトルを付けず、見る人に想像する楽しさを味わってもらいたい考え。洋一さんは「どこにでもある、なんてこともないものだけど、その瞬間にしか目にできないものもある。ぜひ、思いを巡らせながら見てもらえれば」と来場を呼び掛ける。

 入場無料。午前10時~午後6時。19日は午後1時からで、最終日は午後4時まで。

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