苫小牧市主催の「パラスポーツ体験会」が16日、苫小牧市総合体育館で開かれた。市民ら170人が参加し、多彩なパラスポーツ(障害者スポーツ)体験を通じて魅力を実感した。
体験会は、スポーツを通して障害者の社会参加の促進につなげることや健常者へのパラスポーツの普及、障害に対する理解を深める目的で開催した。
会場には車いすバスケットボール、車いすソフトボール、ボッチャ、フライングディスク、パラ陸上、サウンドテーブルテニスの体験コーナーを開設。参加者は競技者やパラスポーツ指導員から基本的な動作やこつを教わりながら競技に親しんだ。希望者によるボッチャ大会も開催され真剣勝負を楽しんだ。
市川沿町の主婦渡邉春子さん(67)は「どの競技も楽しかった。各競技を体験でき、子どもからお年寄りまで年齢を超えて一緒にできたことがよかった。また参加してみたい」と笑顔で話していた。

















