白老東高校(小川政博校長)で15日、2023年度合同企業説明会(白老町、町商工会主催)が開かれ、同校の1、2年生計92人が参加して地元企業の魅力などに理解を深めた。
将来の進路選択に向けて地元企業を知ってもらうのが狙い。熊谷威二町商工会長は「自分の力を発揮できる企業を見つけられるよう、糧になる情報を得てほしい」と述べた。
町内の福祉、金融、宿泊、製造業などの企業14社がブースを設け、担当者が業務概要や就職活動時のポイントなどを分かりやすく説明。生徒たちは就職へのイメージを膨らませていた。
町内では、他市町村への進学や就職で町を離れる高校生が多い一方、多くの企業が人材不足の中で操業を続けている。説明会には生徒が町内で就職するきっかけになることが期待されており、小川校長は「生徒には積極的に質問し、有意義な時間にしてほしい」と話していた。

















