ドジャース、水原通訳を解雇 地元紙報道、違法賭博関与か―米大リーグ

ドジャース、水原通訳を解雇
地元紙報道、違法賭博関与か―米大リーグ

 【ロサンゼルス時事】米大リーグのドジャースが、大谷翔平選手の通訳を務める水原一平氏を解雇したと20日、地元紙ロサンゼルス・タイムズなどが伝えた。

 報道によると、水原氏は違法賭博の疑いで捜査を受けているブックメーカーと取引を行っていた。米スポーツ専門局ESPNは、水原氏の損失の支払いのため、大谷選手の口座からブックメーカー側に少なくとも450万ドル(約6億8000万円)の送金があったと報じた。水原氏は大谷選手本人の賭博行為は否定。大谷選手の弁護士は「巨額の窃盗に遭った」と主張している。

 ドジャースの広報担当者の話として、水原氏が20日にソウルで行われたパドレスとの今季開幕戦後に、チームメートの前でギャンブル依存症を告白したことも伝えた。

 語学が堪能な水原氏は、日本ハムに所属していたことが縁で、2018年にエンゼルスへ移籍した大谷選手の専属通訳として同行。練習時のキャッチボール相手や運転手も務めるなど、公私にわたって大谷選手をサポートしていた。昨年のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)では、3大会ぶり3度目の優勝を果たした日本代表のスタッフとしてチームを支えた。

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