駒大苫女子 選抜4度目の挑戦 あす、神戸国際大付と対戦 高校女子野球 全国高校女子硬式野球選抜大会

選抜大会に向け練習に取り組む選手たち

 駒大苫小牧高校女子野球部が、21日に埼玉県加須市などで始まった第25回全国高校女子硬式野球選抜大会に挑む。4年連続の出場。チームは16日に関東入りしており、高校、大学生やクラブチームとの練習試合などの最終調整を経て試合に臨む。篠崎芹主将は「夏につながる結果を出したい。みんなが思い切ってプレーし、持ち味を発揮できるよう、背中を押していきたい」と意気込む。

 2年生以下の新チームが集う春の全国の舞台。大会史上最多の54チームがトーナメント戦を繰り広げる。決勝は4月7日、東京ドームで行われる予定。駒大苫は2年生16人、1年生6人で出場し、1回戦は22日に昨年創部の神戸国際大付属(兵庫)と対戦する。

 チームは1週間のテスト休みが明けた5日、大会に向けて同校グラウンドや室内練習場でキャッチボールやポジション別のメニューに取り組んでいた。体のきれやスピードを意識しつつ、対ピッチャーのバッティング、ノック、サインプレーといった実戦形式の練習にも汗を流した。

 冬場は、型にはまり過ぎず、遊び感覚を持って要所を押さえた柔軟性のあるプレーを試合で発揮できるよう、ゲストを呼んだり、野球以外のスポーツを取り入れたりする時間を多く取った。佐藤千尋監督は「交流を深め、競い合うことで盛り上がれば気分転換になるし、コミュニケーションも取りやすい」と新たな”スパイス”も加えた。

 新体制の初陣となる選抜大会。佐藤監督は「相手がどうこうというより、まずは自分たちが大会の雰囲気や相手にのまれないこと。新体制でこれまでと違った感覚があると思う。冬期間に取り組んできたことをしっかり発揮できるよう準備して、自分たちのペースで戦えるようにしたい」と語った。

 全国選抜大会の組み合わせは別表の通り。

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