苫小牧市と日本郵便北海道支社は21日、マイナンバーカード関連業務を市内5カ所の郵便局に委託する契約を締結した。市内で同カード保有率が70%を超え、更新手続きなどの増加が見込まれる中、環境の整備や市民の利便性向上を図る目的。自治体と郵便局の同業務委託契約は全国で17例目、道内では初。
市は2018年に市内郵便局と包括連携協定を締結。昨年2月から市内22カ所の郵便局で、マイナンバーカードの申請をサポートしてきた。今回の一部業務委託で、同カードに搭載される電子証明書の更新や新規発行、暗証番号の再設定を郵便局で可能にする。
対象の郵便局は▽イオンモール苫小牧内(柳町)▽三光(三光町)▽花園(花園町)▽日吉(日吉町)▽しらかば(しらかば町)―の5カ所。区域のバランスや窓口の広さなどを考慮して決めた。利用時間は午前9時~午後5時を想定。4月15日から各業務を始める予定だ。
電子証明書の更新などはこれまで、市役所地下1階のマイナンバーカードセンター、のぞみコミュニティセンター、沼ノ端交流センター、勇払公民館の4施設で対応してきた。郵便局に委託後もこの4施設は変わらず利用でき、市民の利便性向上につながる。
契約締結式を市役所で行った。市内の同カード交付率は2月末現在71・7%で、岩倉博文市長は「マイナンバーカードの利用が当たり前になる世の中。締結を機にますます利用が増えることを期待している」とあいさつ。同支社の淨土英二支社長は「地域との連携を通じて、皆さんに安心・安全のサービスを提供したい」と意欲を示した。
















