勇払小、中 義務教育学校へ 苫小牧市教委 定例委員会

勇払小、中 義務教育学校へ 苫小牧市教委 定例委員会

 苫小牧市教育委員会は22日、定例委員会を市役所第2庁舎で開催した。市教委は、児童生徒数の減少で小規模校状態が続く勇払小学校と勇払中学校の今後の在り方について、義務教育学校に移行し、小中とも存続させる方向で検討に着手することを明らかにした。

 1月24日に同中で開いた住民説明会では▽同中のみ沼ノ端中に統合▽同小中を義務教育学校に移行して存続―の二つの選択肢で検討を進めた。市教委は、住民から出された「学校が無くなると過疎化が進む」「千人隊踊りなどの伝統芸能継承には子どもたちの協力が不可欠」といった意見を尊重し、地域とともに学校づくりに取り組む姿勢を示した。

 義務教育学校移行までの流れとしては、学校運営協議会や保護者、地域住民への説明などを経て「市小中学校規模適正化地域プラン」を策定。移行日など具体的なスケジュールを24年度中に決める予定だ。

 同小は1895年、同中は1947年に開校。日本製紙勇払事業所などの進出で人口が増え、ピーク時の勇払小の全校児童は900人を超えた。しかし最近は、人口流出や少子化などで子どもが激減。昨年5月1日時点で同小60人、同中43人となっていた。

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