苫小牧市の複合施設「苫小牧市民文化ホール」(旭町)の2026年3月オープンに向けて、市民有志が主体となるプレイベントの方向性が決まった。今秋に音楽やダンス、演劇を集結したパフォーマンス企画を開くほか、記念アートを制作する2本立てでイベントを計画。同ホールの建設・管理運営を担う特別目的会社「氷都とまこまいパートナーズ」は詳細を詰め次第、市民らで構成する実行委員会を立ち上げて準備を進める考えだ。
同社は新たなホール誕生を前に、市民参加を促しながら機運醸成を図ろうと、市民参加型プレイベントの内容を決めるワークショップを1月から計3回にわたって実施。同社の構成企業であるシアターワークショップ(東京)が進行役のファシリテーターとなり、市民とアイデアなどを話し合ってきた。
23日に開かれた最後のワークショップには、小学生から一般市民まで15人が参加し、プレイベントの大枠を固めた。パフォーマンスは音楽やダンス、演劇をコラボしたステージを中心に企画し、アートは2年後の同ホール開業に合わせてホッキ貝を使ったモザイクアートを制作する方向性を打ち出した。
同ホールが「みんなで創る場所」を目指す中、初のプレイベントを市民参加型で考えたワークショップに、参加した苫小牧西高1年の神田未来さん(16)は「直接プレイベントに関われるのは貴重な経験。新しいホールに愛着や親しみを持ってもらう役割を担えたら」と目を輝かせる。
同社はワークショップで固めた企画に基づき、日程や場所など詳細を調整し、市民を主体にした実行委を発足させる方針。シアターワークショップ運営プロデュース部門の丸山健史執行役員は「今ようやくスタートラインに立ったところ。多くの市民を巻き込んでホールの完成後も関わりを持ち続けてくれるようなことができたら」と話している。
















