長生大を8年間皆勤で卒業 苫小牧の上野さん

長生大を8年間皆勤で卒業 苫小牧の上野さん
8年間、一度も休まなかった上野さん

 26日に苫小牧市長生大学研修科を卒業した上野恵美子さん(74)=しらかば町=は2016年度の本科入学から8年間、一度も休まず全課程を修了した。同大学事務局によると、本科、研修科を通じての皆勤は珍しい。上野さんは4月に本科への再入学を決めており、「何歳になっても新しい学びは楽しい。可能な限り皆勤を目指したい」と語る。

 長生大学は本科4年間と、本科卒業後さらに4年間学ぶ研修科で構成。市内5カ所の公共施設で講座を行っている。合同の学校行事などもあり、1年間の学習日数は21~22日間。

 上野さんは8年ほど前、長く勤めた飲食関係の仕事を辞め、「空いた時間をどう過ごそうか」と考えていた時、友人から長生大学の話を聞き、豊川コミセンが会場の北長生大学本科に入学した。

 当初は学校の雰囲気になじめず「辞めてしまおうか」と何度も悩んだが、友人に励まされて通ううち学ぶ楽しさを実感し、喜びをかみしめるようになった。本科4年間の学びを終えると、ためらうことなく研修科に進んだ。

 研修科では自主研修もあり、上野さんは苫小牧の植物や山菜について調べるグループに所属。「身近な題材でも改めて知ることが多く、とても勉強になった」と振り返る。大学祭の時には得意の洋裁技術を生かし、出し物に合わせた衣装を制作。「パッチワークの技法で描いた絵画を出展したこともいい思い出」という。

 子どもの頃は体が弱く、学校を休みがちだったこともあり、本科入学の際に「一日も休まない」ことを目標に掲げた。8年間皆勤達成は「友人やアドバイザーの支えがあってこそ。人生の中でも掛け替えのない思い出を得ることができた」とほほ笑む。

 研修科卒業後は本科への再入学が可能なため、上野さんは4月から再び1年生として学生生活をスタートさせる。「高齢なので無理はできないけど、また本科の4年間を頑張りたい」と目を輝かせた。

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