苫小牧市の空手道場、優至会塚本道場(塚本鉄兵代表)の門下生らがこのほど、第25回全北海道空手道選手権大会の組手各部門で多数入賞し好成績を収めた。
小学6年男子初級に出場した江口大叶(東小)は、8人のトーナメントを制して優勝。「練習してきたことを出し切って、1位になれてよかった」と笑みをこぼした。
1、2回戦を順調にこなした江口は決勝でも強さを見せた。回り込みからパンチの連打を浴びせて膝蹴りの連続技で相手を圧倒し、優勝した。「これからは一撃で試合を決め切るような蹴り技を練習していきたい。次も優勝を目指して稽古に励む」と力を込めた。
一般上級無差別に出場した佐藤響真(厚真高3年)は格上がそろう16人のトーナメントで準優勝した。「社会人と対戦し体も力も全然違うと感じたが、手応えも感じられ収穫のある大会だった」と振り返った。佐藤は決勝では外国人選手と対戦。相手の突進力に「一つ一つの技に重さがあった。今のままでは刃が立たないと感じた」と話した。社会人との対戦を通して課題は明確になったようで「体をつくっていくことが大切。体格差を埋めて次は優勝を狙いたい」と意気込みを語った。
入賞者は次の通り。
▽小学1年男子 (3)岡部蒼空(鵡川中央小)▽小学5年男子上級軽量 (2)大和優真(拓勇)▽小学6年男子初級 (1)江口大叶(東)▽小学6年男子上級軽量 (1)塚本大剛(拓進)▽小学6年男子上級重量 (1)木山耀太(ウトナイ小)▽中学2、3年男子軽量 塚本悠剛(青翔2年)▽中学2、3年男子重量 (2)風間琉太郎(ウトナイ2年)▽中学2、3年女子重量 (1)佐藤美璃愛(沼ノ端2年)▽女子セーフティー (1)小川こゆき(総合経済高2年)▽一般上級無差別 (2)佐藤響真(厚真高3年)

















