樽前ガロー利用の在り方検討 苫小牧市環境衛生部「保全を優先」

樽前ガロー利用の在り方検討 苫小牧市環境衛生部「保全を優先」
樽前ガロー利用の在り方を検討する審議会のメンバー

 苫小牧市樽前の渓谷「樽前ガロー」の利用の在り方について、市自然環境保全審議会(下夕村光弘会長)が26日、市役所で開かれ、市環境衛生部は検討のたたき台となる素案を示した。同部は樽前ガローが市の自然環境保全地区に指定された点に触れ、「保全を優先する考え方は変わらない」と強調した。

 素案の基本方針は(1)魅力の源である良好な自然環境、景観の保全(2)利用方法、利用場所を制限した持続可能な利用(3)立ち入り防止柵や立ち入り防止ロープの設置とヒグマの生息を前提とした周知、啓発―など5項目。項目ごとに想定される事業と担当部署を記した。

 同審議会は2022年10月から検討を始め、現地視察も実施した。今後、樽前町内会から素案に対する意見を聞き取り、市議会にも報告した上で、審議会として「利用の在り方」を成案化し、9月までに市長に提案する予定。

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