人材確保と強靱化推進 道が今年度最後の庁議 二つのプラン策定

人材確保と強靱化推進 道が今年度最後の庁議 二つのプラン策定
第2期北海道雇用・人材対策基本計画を策定した今年度最後の庁議=29日、道庁

 道は29日、2023年度最後の庁議を開き、第2期北海道雇用・人材対策基本計画(2024~27年度)と北海道強靱(きょうじん)化アクションプラン2024を策定した。前者について鈴木直道知事は「人口減少が進む中、地域ではさまざまな分野で人材不足が課題となっている」と指摘し、「来年度は道内からの人材流出の抑制、道外からのU・Iターンの促進、外国人材の受け入れ体制の整備など、道外からの人材確保にさらに力を入れて取り組んでいきたい」との姿勢を示した。

 第2期雇用・人材対策基本計画は、20年度に策定した現行の「第1期計画」に代わるもので、道雇用創出基本条例に基づく基本的計画。良質で安定的な雇用の実現に向けた施策を総合的、計画的に推進していくための基本的な方向性を示している。

 (1)人材の育成・確保(2)就業環境の整備(3)生産性や収益力の向上(4)雇用のセーフティーネットの整備―の4本を柱に据えた。

 現行計画と同様に目標値を設定。労働力率については「60%以上」(27年目標値、23年の現状値59・2%)としたほか、就業率は「各年において前年より上昇」(23年の現状値57・6%)を目標に掲げた。

 また、27年の目標値として、女性の就業率「50・0%」(23年の現状値49・2%)、女性の正規雇用比率「46・0%」(同43・8%)、男性の育児休業取得率「64・0%」(同29・4%)、65歳以上の高齢者の就業率「25・0%」(同23・3%)―とした。

 強靱化アクションプランは、現行の「北海道強靱化計画」を推進するため、向こう1年間の推進方策を示すため毎年度策定している。自然災害に対する北海道自らの脆弱(ぜいじゃく)性を克服▽国全体の強靱化に貢献するバックアップ機能の発揮▽北海道、全国の強靱化を支える交通ネットワーク整備―の3本を柱に据えた。

 知事は「能登半島地震の状況を踏まえ、今後の災害への備えに向けて、国や市町村と連携し、ハード・ソフト両面における対策を進めてほしい」と幹部職員に指示した。

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