苫小牧市の空手道場、優至会塚本道場の塚本鉄兵代表と所属選手8人は28日、苫小牧市役所を表敬訪問し、岩倉博文市長に昨年11~今年3月に開催された世界大会や全国大会での好成績について報告した。
市役所を訪れたのは、第2回総極真世界空手道選手権大会、国際親善大会(2023年11月25、26日・グランドシップ静岡)のシニア男子2で優勝した塚本代表、シニア女子優勝の古河原光沙(42)、国際親善大会中学2、3年男子軽量を制した塚本悠剛(青翔中2年)、同女子重量で準優勝した古河原海音(青翔中2年)、同男子重量3位に入った風間琉太郎(ウトナイ中2年)。第11回全日本ジュニアチャンピオンシップ(同12月17日・愛知県体育館)の小学6年男子重量で優勝に輝いた木山耀太(ウトナイ小6年)、同軽量準優勝の塚本大剛(拓進小6年)。第3回極真全日本ジュニアファイナルカップ(2024年3月10日・横浜武道館)で高校男子重量級優勝の山本悠世(厚真高1年)、小学3年で3位の江口あかり(東小3年)。
世界大会を制覇した古河原光は「うれしかった。塚本先生の試合も控えていたので、つなげる気持ちで優勝したかった」と笑顔。普段は市内のJOYFIT苫小牧柳町で働きながら、ほぼ毎日3時間ほど稽古に励んでいるという。「春の全日本で連覇を目指したい」と次の目標を語った。
今シーズン、全国大会で四つのタイトルを獲得した木山は「突きをベースに戦っているが、技を効かせる体の使い方が分かり、急激に成長できた。世界大会優勝を目指したい」とさらなる成長を誓った。全国大会初入賞の江口は「絶対に勝ちたい」と試合に臨み、全国大会初勝利を挙げた際は涙を流したという。「(今後は)全日本チャンピオンを目指したい」と力を込めた。
塚本代表は「名実ともに北海道最強の道場になった。勤務先のトヨタ自動車北海道の方々などにお世話になった。子どもたちには夢を持って稽古に励んでほしい」と話していた。
岩倉市長は「先生の指導の下、これを機に一人ひとりが上を目指して頑張って」とエールを送った。

















