2歳女王、無敗Vなるか アスコリピチェーノ優勝争いの中心

2歳女王、無敗Vなるか アスコリピチェーノ優勝争いの中心

 中央競馬の第84回桜花賞は7日、阪神競馬場の芝1600メートルコースで行われる。3歳牝馬クラシックレース第1戦。昨年の最優秀2歳牝馬、アスコリピチェーノが優勝争いの中心となる。

 昨年6月のデビューから無傷の3連勝。年末のG1、阪神ジュベナイルフィリーズ(JF)では中団で進め、直線で末脚を伸ばしてレースレコードで勝利した。約4カ月ぶりとなる今年初戦は同じコースが舞台。勝てば2021年のソダシ以来、3年ぶり9頭目となる無敗の「桜の女王」の座をつかむ。手綱を握る北村宏司は、3歳牝馬クラシック初勝利に挑む。

 対抗格は2月のクイーンカップ(G3)を制したクイーンズウォーク。鞍上の川田将雅は22年をスターズオンアース、昨年をリバティアイランドとのコンビで制しており、史上初の3連覇が懸かる。また、中内田充正調教師は昨年に続く勝利となれば、尾形藤吉調教師以来、70年ぶり2度目の連覇となる。

 その他のライバルも実力派ぞろい。阪神JFで首差2着のステレンボッシュ、同レース3着でデビューから全6戦で3着以内と安定感のあるコラソンビート、チューリップ賞(G2)を制したスウィープフィートなどが上位を狙う。

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