北海道労働局は2月の道内の雇用失業情勢をまとめた。有効求人倍率は1.0倍で、11カ月連続で前年同月を下回っている。
新規求人数は前年同月比4.6%減の2万9943人で12カ月連続の減少。月間有効求人数は同5.7%減の8万2978人で11カ月連続で減少した。新規求職申込件数は同0.1%増の1万7057人で3カ月ぶりの増加。月間有効求職者数は同1.4%増の8万2741人で8カ月連続で増えた。中高年者の求職が増えているが、就職に結び付かず滞留している。
主要8産業別の新規求人数は医療・福祉、製造業が増加し、宿泊業・飲食サービス業など6産業が減少した。このうち医療・福祉は前年同月比5.7%増の8832人。社会保険・社会福祉・介護事業が増加した。製造業は同0.1%増の1903人。金属製品製造でまとまった求人があった。
一方、減少した宿泊・飲食サービスは同17.6%減の2157人。全国旅行支援で宿泊旅行業の求人が増加した前年の反動だが、水準としては持ち直している。運輸業・郵便業は同9.7%減の1428人。バス・タクシーの旅客運送は増え、貨物運送が減った。建設業は同3.5%減の3445人。公共工事は好調の一方、個人住宅着工は厳しい。
道労働局は「雇用情勢は持ち直しの動きにやや弱さが見られ、物価上昇等が雇用に与える影響に留意する必要がある」としている。
















