井上尚「突っ走ってきた」 世界初戴冠から10年 ボクシング

井上尚「突っ走ってきた」 世界初戴冠から10年 ボクシング
初めて世界王座を獲得してから6日で10年の節目を迎えた、プロボクシングの井上尚弥(左)と所属ジムの大橋秀行会長(大橋ジム提供)

 プロボクシングでスーパーバンタム級の世界主要4団体統一王者、井上尚弥(30)=大橋=は、初めて世界王者となってから6日で10年の節目を迎えることを受け、「4月6日は僕にとって誕生日のようなもの。10年なんだという感慨はある」と所属ジムを通じてコメントした。

 2014年4月に、20歳で世界ボクシング評議会(WBC)ライトフライ級王座を獲得。同年12月に世界ボクシング機構(WBO)スーパーフライ級のベルトを奪取し、22年にバンタム級、23年はスーパーバンタム級で4団体統一を成し遂げた。

 4階級で積み重ねた世界戦の成績は21戦全勝。「やるべきことを突っ走ってきたら10年経過した。特にプレッシャーを感じることもなかった」と振り返った。

 5月6日には東京ドームでルイス・ネリ(メキシコ)との防衛戦に臨む。「今はすごくいい仕上がり。ネリ選手が相手で、東京ドームでやれることが、自分の中でプラスに働いている」と意気込みを語った。

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