今永、4回無失点の好投 米大リーグ

ドジャース戦で力投するカブスの今永=7日、シカゴ(時事)

 【シカゴ時事】米大リーグは7日、各地で行われ、カブスの今永はドジャース戦に先発し、4回2安打無失点、3奪三振だった。6―0の四回裏途中から雨で2時間51分の中断となって降板し、勝敗は付かなかった。

 同僚の鈴木は2番右翼で出場し、左犠飛を打つなど3打数無安打1打点、1死球。ドジャースの大谷は2番指名打者で出て、六回に右中間へ今季初の三塁打、八回には中越え適時二塁打を放って4打数2安打1打点。試合はカブスが8―1で勝った。

 レッドソックスの吉田はエンゼルス戦に5番指名打者で出場し、六回に中前適時打を放って4打数1安打1打点、1四球。チームは12―2で勝った。

 パドレスの松井はジャイアンツ戦に3番手で登板し、1回3分の1を無安打無失点。試合は2―3で敗れた。

山本がメジャー初勝利
 【シカゴ時事】米大リーグは6日、各地で行われ、ドジャースの山本はカブス戦に先発し、5回を3安打無失点と好投して3度目の登板でメジャー初勝利(1敗)を挙げた。一、二回の満塁のピンチを切り抜けると、その後は立ち直った。毎回の8三振を奪った。

 同僚の大谷は2番指名打者で出場して4打数2安打。ドジャースは五回に3点を先取し、救援陣も好投して4―1で逃げ切った。カブスの鈴木は2番右翼で出て3打数無安打だった。

 タイガースの前田はアスレチックス戦に先発し、5回3分の2を投げて2安打3失点で今季初黒星。レッドソックスの吉田はエンゼルス戦の七回に代打で出場し、1死球だった。

ピッチクロックでけが懸念

 【ロサンゼルス時事】米大リーグ選手会のクラーク専務理事は6日、ピッチクロック(投球間の時間制限)が投手のけがに与える影響が増しているとの声明を出した。試合時間短縮を目指して昨季導入され、今季は走者がいる場合で20秒から18秒に短縮された。

 クラーク氏は「全会一致で反対し、健康や安全性への懸念があるのに短縮された。回復のための時間が減り、体への影響に関する懸念は強まった」と指摘。リーグ側が調査に消極的なことから「かつてない脅威だ」とした。

 大リーグではストライダー(ブレーブス)やビーバー(ガーディアンズ)らメジャーを代表する選手を含め、投手のけがが相次いでいる。

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