第2回北海道柔道少年団団体選手権が3月31日、伊達市の市総合体育館で行われ、苫小牧柔道スポーツ少年団が小学低学年の部で優勝、高学年の部で3位入賞を果たした。久保田哲也代表は冬場の鍛錬を振り返り、「技を掛けるタイミングや寝技のスキルなど、細かな部分まで繰り返し練習してきた成果が出た」と団員の成長をたたえた。
全道から強豪が集う団体戦には、男女混合の小学低学年(3年生以下)、高学年(4年生以上)、中学生男子、女子の4部門に48チーム、210人が出場。それぞれ予選リーグを行い、各組1、2位が決勝トーナメントを繰り広げた。
1チーム3人で編成する低学年の部には、先鋒(せんぽう)の下道颯空(2年)、中堅の久保田葵凰(3年)、大将の久保田陽斗(2年)で臨み、予選を2戦2勝で勝ち抜くと、勢いそのままに決勝で強豪の北桑会道場を破り、優勝を果たした。
同部の最優秀選手にも選出された久保田葵凰は「繰り返し組み手を行って勝てるようになった。技を積極的に仕掛けた」と語り、さらなる活躍を誓った。下道も「声を出しながら戦い、気持ちを強く持てた。次も優勝できるよう頑張りたい」と話した。久保田陽斗は「練習した技を仕掛けて勝つことができた。学年が上がったので、もっと上達できるように稽古に励む」と力を込めた。
1チーム5人編成の高学年の部には、先鋒の中村凪(4年)、次鋒の久保田葵瑚(同)中堅の中村萌那(6年)、副将の佐藤心優(同)、大将の下道輝空(同)が挑んだ。予選では五輪選手も輩出した北柔会道場や光洋館工藤道場にも負けず、決勝トーナメントに進出。準決勝で優勝チームの直心館柔道少年団に1―3で敗れ、3位となった。
中村萌那は「厳しい試合が続いたが、仲間がつないでくれた。相手に技を掛ける隙を与えず、一本を狙って取れるようにしたい」と次戦でさらなる成長を誓う。母親の影響で1年生の頃に柔道を始めた中村。「練習しただけ結果がついてくる」と競技の魅力を語り、「単調な攻撃になってしまうことがあった。次に向けて、体力づくりからしっかり取り組んでいく」と闘志を燃やす。
父親の影響で3年前に柔道を始めた下道輝空。大将として団体戦を振り返り「相手の隙をみながら、積極的に技を掛けにいけていたと思う」と振り返る。優勝を逃した悔しさをにじませつつも「声を掛け、励まし合いながら挑めた」とチームの成長をかみしめる。勝利の喜びが競技の魅力―と語る下道は「声を出して気合を入れ、励まし合い、次の勝利に向かっていきたい」と意気込んだ。
同少年団の卒団生で昨年4月から指導に当たる久保田代表は「団体で勝てるチームではなかったが、柔道と真摯(しんし)に向き合い、心身が成長した。地道な稽古の積み重ねで力を付けてきた」とし「全道レベルの大きな大会で入賞できるチームに育てていきたい」と目標を据えた。




















