災害時に駐車場活用 苫小牧市社協、ダイナムと協定

災害時に駐車場活用 苫小牧市社協、ダイナムと協定
協定を結んだダイナム苫小牧店の小林ストアマネジャー(左)と渡辺会長

 苫小牧市社会福祉協議会は8日、全国にパチンコ店を展開するダイナム(本社東京)と災害時の駐車場利用などに関する協定を結んだ。地震や水害などの災害が起きた際、ダイナム苫小牧店(錦岡)の駐車場の一部を全国から集まる災害ボランティアの活動拠点(災害ボランティアセンター)として活用する。同日、市民活動センターで締結式が行われ、市社協の渡辺敏明会長と同店の小林将志ストアマネジャーが協定書を交わした。

 協定内容は苫小牧での災害発生時、同店駐車場を▽災害ボランティアの受け付け用テント設置場所▽災害ボランティア活動で使用する資機材の集積場所▽災害ボランティアや関係者の駐車場所―として使用する内容。使用スペースは車両約70台分を想定している。

 災害ボランティアセンターは、市内で市民生活に大きな影響を及ぼす災害が発生した際、市の要請を受けて市社協が設置する。被災者が望む支援内容を把握し、市内外から集まる災害ボランティアとマッチングさせる中でいち早い生活復旧を目指す。

 市社協は市民活動センターを災害ボランティアセンターの設置場所として想定しているが、東西に長い苫小牧で効率的に支援を進められるよう西部地区や東部地区にも活動拠点が必要と考えていた。協定締結は、これまで物品寄贈やボラセンフェスティバルの運営協力などを続けてきた同店側からの提案という。

 同社は同様の災害協定を全国の自治体などと結んできた。小林ストアマネジャーは今回の協定締結を機に、店舗のトイレ貸し出しや備蓄している毛布や食料などの提供といった協力も構想していることに触れ、「地域の皆さんに支えられてきたことに感謝し、皆さんの役に立てるような活動を目指す」と強調。渡辺会長は「災害ボランティアセンターの運用には、たくさんの人と物を集められる広い場所が不可欠」とし、同社の協力に感謝した。

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