プロボクシングのスーパーバンタム級で世界4団体統一王座の防衛戦(5月6日、東京ドーム)に臨む井上尚弥(大橋)が10日、横浜市内の所属ジムで練習を公開し、「倒せる準備はしている。もっと精度を上げていきたい」と意欲を示した。
最初の世界王座を手にしてから10年が経過したばかり。節目で東京ドームの大舞台に立つことに「何かの縁だし、感慨深い」と言う。好戦的なルイス・ネリ(メキシコ)に対しては「スローに打つタイミングが、意外につかめなかったりする。当日に確かめたい」と警戒した。
この日に31歳の誕生日を迎え、「年齢は関係なく成長していると思う。いいキャリアの積み方ができている」と自信がにじむ口ぶり。4団体統一王座の防衛戦は自身初めてで、「意義深い。4本のベルトを掲げてリングに上がる姿を見てほしい」と話した。

















