【ニューヨーク時事】米大リーグ、ドジャースの大谷翔平選手の通訳を務めていた水原一平氏による違法賭博疑惑について、米紙ニューヨーク・タイムズ(電子版)は10日、ここ数週間の捜査で大谷選手に事情聴取が行われたと報じた。水原氏は、大谷選手の口座からの窃取を認める方向で、司法取引に向けた交渉が進んでいるとしている。
報道によると、当局は水原氏が大谷選手の銀行口座の設定を変更し、少なくとも450万ドル(約6億8000万円)を盗んだ可能性があることを示す証拠を見つけたという。
大谷選手は3月下旬に報道陣に対応した際、自身の関与を否定し「彼(水原氏)が僕の口座からお金を盗んで、みんなにうそをついていた」と説明していた。














