室蘭開建分は373億円 前年度比8.1%減 24年度道開発事業費

室蘭開建分は373億円 前年度比8.1%減 24年度道開発事業費

 2024年度北海道開発事業費のうち、室蘭開発建設部が管轄する胆振、日高管内の予算額は前年度比8・1%減の373億2500万円だった。胆振東部地震で被災した厚真町の厚真川水系の砂防工事などが23年度までに完了し、全体としては減額となった。

 東胆振関連の主な事業をみると、港湾事業で苫小牧港・西港汐見地区のポートサービス船係留施設不足を解消する波除堤の整備、老朽化した防波堤の改良を計画。東港区浜厚真地区では、27年度完成を目指す周文埠頭(ふとう)1号岸壁の整備を続行し、大規模地震発生時の緊急物資輸送に対応する水深9メートル岸壁整備を進める。

 農業農村整備事業は、国営かんがい排水事業として厚真町やむかわ町などの用水施設を整備。治水事業では鵡川や沙流川の堤防整備、二風谷ダム、平取ダムの維持管理や修繕を実施。樽前山噴火に備えた覚生川などの砂防堰堤整備も続行する。海岸事業では、白老町のヨコスト湿原・海岸を含む胆振海岸の保全施設整備を推進する。

 道路事業では、25年度部分開通予定の日高自動車道日高厚賀インターチェンジ(IC)―新冠(仮称)IC間(延長9・1キロ)と静内三石道路(静内―東静内間、延長8キロ)の工事を継続する。新規では国道36号社台交差点の改良などを盛り込んだ。

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