苫小牧市大成町で貸し切り邸宅型家族葬施設を運営する家族葬ハウスこもれび(側瀬務代表)が今月から、沖縄の海洋への散骨代理事業を開始した。すでに2組の遺族が利用し、問い合わせも相次いでいる。
海洋散骨は道内でも行われているが、冬の気象条件が厳しく散骨できる期間が短い。このため側瀬代表は通年で散骨可能な場所を探し、温暖で穏やかな沖縄に着目。現地に足を運んで散骨前の遺骨処理のノウハウや過去に実績がある海洋散骨の事業者と提携し、事業を進めることにした。
散骨場所は那覇市から車で1時間ほどの恩納村で、陸地から約1・8キロの沖合。遺族が後で現地に行けるよう日付と緯度、経度を記した散骨証明書と記録写真も届ける。
側瀬代表は、少子高齢化や核家族化、単身世帯の増加に伴い「お墓の持ち主が高齢で引き継げる親族がいなかったり、引き取り手のないお骨が増えたりする可能性がある」と指摘。「海洋散骨は納骨以外の選択肢の一つになるのでは」と話している。
海洋散骨の手続き込みの代理プランは6月末までの申し込みで12万1000円。2週間以上前なら希望の日程を決めることができ、遺族が現地で散骨する完全貸し切りのチャータープランもある。問い合わせは家族葬ハウスこもれび 電話0144(84)8980。
















