新天地でのデビュー戦は初物尽くしとなった。昨冬の現役ドラフトでソフトバンクから日本ハムに移籍した水谷が、プロ初出場で初安打、初打点。古巣を相手に鮮やかにアピールした。
2点を追う三回。先頭の郡司のソロで1点を返し、さらに1死満塁で打席へ。強く引っ張り、三塁手の頭上を越える同点打とした。会場の北九州市民球場は、ファーム時代に研さんを積んだ場所。「九州で初安打を打つことができてうれしい」と喜んだ。
193センチ、99キロの外野手。ドラフト5位で2019年に入団したソフトバンクでは選手層の厚さに阻まれ、5年間で一度も1軍出場がなかった。心機一転で移籍した日本ハムでは開幕1軍入りは逃したが、古巣との対戦を前に昇格を決めた。
ソフトバンクの小久保監督とは、昨季は2軍監督と選手との関係。水谷は「敵チームにはなるが、来季は恩返しができたら」と意気込んでいた。その思いを、晴れの舞台で実現させた。














