東京商工リサーチ苫小牧支店のまとめによると、管内(胆振東部1市4町、日高7町、千歳市)の企業倒産件数は2023年度、前年度比9件増の21件だった。件数は過去10年間で最多となり、負債総額も同11億400万円増の18億5800万円。原材料やエネルギーなどの価格高騰や人手不足に加え、コロナ禍に伴う支援が縮小・終了した反動が影響し、コロナ関連倒産は8件増の13件だった。
地域別では、苫小牧市が最多の11件で倒産件数の半数以上を占めたほか、千歳市が3件、新ひだか町と浦河町が各2件、安平、新冠、えりも各町は各1件。
業種別では、飲食などを含むサービス業などが最多の6件で、このほか建設業が5件、卸売業が4件、製造業が3件と続き、一次産業、小売業、運輸・通信業は各1件。
原因別では販売不振が18件で、同支店は「企業を取り巻く環境は厳しく、倒産件数は増加傾向」と指摘。運輸業などに残業時間の上限規制を適用する「2024年問題」や日銀のマイナス金利政策解除を踏まえ、「先行きの不透明感が増している」としている。
また、3月は管内の企業倒産はなく、2カ月連続でゼロだった。
















