空手の極真苫小牧道場の門下生が大会で躍動した。第17回アジア選手権(3月31日、室蘭市)で6~17歳の6人が組手の各部門で入賞し、好成績を収めた。指導に当たる北海道極真武道会の冨●【99cb】泰至会長は「苫小牧勢としての団結力が実を結んだ大会になった」と成長をたたえた。
昨年度を締めくくる大会は国際競技会の位置付けで道内外の他、スリランカ、アラブ首長国連邦から202人が出場し、「組手」「型」のクラス別トーナメントを展開。入賞者が10月下旬に韓国で開かれる第12回全韓国空手道選手権大会の出場権を獲得した。
苫小牧道場の若い主軸として組手一般無差別に出場した17歳の伊藤翼は2回戦からの登場で「思い通りの技を出せた」と快勝発進した。決勝では体重差のある相手と真っ向勝負したが「圧を受けて外に押し出された」と言い、準優勝を悔やんだ。「攻められたとき、相手との間合いを取って、回り込むような戦い方を稽古したい」と誓う。夏に初出場予定の道南大会に向けて気合を入れ直した。
空手歴1年に満たなかった13歳、関口大虎は初出場した中学1年男子新人部門に挑み、同部唯一のライバルを判定で破って優勝した。「ふだんの稽古のように試合を進めたい。いろんな技を繰り出せる選手になりたい」と望む。
練習成果を発揮する上で貴重な大会の機会に、空手道の入り口に立つ児童や幼年の門下生も目を輝かせた。
小学1年男子チャンピオンの部の7歳、牧野拓実は準決勝進出の3位。「もう少し蹴りをいっぱい出したい」と稽古のポイントを絞る。小学1・2年女子新人の葛原さくらは1回戦突破後の準決勝に進出して3位となり、「試合の最初のところで集中する」と上達を誓う。
7歳の高山蒼太は小学1年男子新人で2位となった。「ガードがしっかりできるようになりたい」と次戦で雪辱を誓った。6歳の小川一路は幼年年中以下で3位となり、「上段蹴りを頑張る」と話した。各自が次の大会へ意気込みを高めていた。
今回の結果を受けて冨高会長は「会場にいた支部関係者の応援が試合に臨んだ各人に力を与えていた。これからもチーム苫小牧として頑張っていきたい」と語った。

















